日吉屋さんに「古都里-KOTORI-」の取材に行ってきました。
「日吉屋」さんに取材に行きました。
以前から、なんてアットホームな気さくな会社だろう、と思っていましたが、本当に敷居の低い素敵な雰囲気の会社です。
今回は「古都里-KOTORI-」の取材、ということで製作風景を見せていただくお約束でした。
午前10:30に「日吉屋」に到着し、早速2階の工房へ。
3人の職人さんが「古都里-KOTORI-」や、和傘を製作しておられました。
そのなかで、一番の若手の松本さんに、お話を伺いました。
「職人としてまだまだなので、きっちりご説明できるかどうか・・・」とおっしゃってましたが、いえいえ、大変分かりやすく教えて頂き、感謝しております。松本さんの情熱もスゴク感じました。
というわけで「古都里-KOTORI-」です。
何度も実物を見ておりましたので、古都里-KOTORI-の美しさは有る程度理解しているつもりでしたが、製作風景を見て心から「すごいな〜」と思いました。
和傘と古都里-KOTORI-の構造上の大きな違いは、天辺に「ろくろ」が有るか、無いか、です。
和傘と古都里-KOTORI-
小骨の入る位置、親骨の数、違いを挙げるとキリがありませんが、仕組みは似たような感じなんです。
和傘の天辺の「ろくろ」をはずすと「古都里-KOTORI-」になるんですね〜
細かい作りは。もちろん古都里-KOTORI-のオリジナルな技術がたくさんありますが、こうしてみると、本当に古都里-KOTORI-は和傘ですね。
「和傘と古都里-KOTORI-」どっちが難しいですか?」とお尋ねすると「和傘」だそうです。
室内で使用する「古都里-KOTORI-」と、雨に打たれる「和傘」、元々ヘビーに使われる和傘ですから相当の耐久性も求められますから、製作工程も複雑なんだそうです。